30年ぶりの長崎旅行記②

さて長崎記の二日目です

◆オランダ坂

たまたま泊まったホテルから
歩いて10分ほどの所にありました

高校時代、変な名前という事だけで
自由行動で訪れた場所

上り始めて当時友人の小暮君との
言葉のやり取りを思い出しました(懐)

石畳が続く坂道で
外国人が住んでいた洋館もあり
当時の情緒が味わえます
坂道です

◆出島

残念な場所と聞いていたけど
だいぶ手が加えられてたらしく

見ごたえ抜群の場所になっていました

当時を忠実に再現させようとして
建物も建てられていて

1600年代~のオランダ人の
生活ぶりが分かります

歴史好きには絶対にオススメ

今では出島の周りは埋め立てられていて
教科書で見たような扇形の島ではないけど
これから30年かけて
原型に戻していくとのこと

前回来てから今回が30年ぶり

30年後って76歳

元気でいたい(笑)

この出島でオランダと幕府が貿易をしていて
幕府は約250年間
独り占めしていたんですね

250年にわたって
ここにオランダ人がいたと思うと
オランダ人観光客も感慨深いのではないでしょうか

余談ですが、江戸時代
オランダはフランスに併合されて
一度消滅したのです

なのでオランダ国旗が
掲げられていたのは地球上で
出島だけだったそうです。。

オランダ人にとって
特別な場所だったみたいですよ

◆グラバー園

30年前は坂を上るのに疲れた
印象しかないけど

大人になるとまったく違う

ガイドさんに付いてもらい
色々な話を聞けた

旧グラバー住宅より坂上にある

リンガーさんという人の住宅も残っていて
フリーメーソンの紋章が入っている
石柱が立っていた

きっと暗躍していたんでしょうね。。

その奥に
オルトさん住宅もありました

彼は19歳で日本に来て
武器商人として来日したそうです

戦争が始まるのと、これからインフラが整えることから
海外の業者が入ってきたのでしょう

今の北朝鮮もアメリカと和解して
開国するのを見越して
アメリカ以外の国もバンバン
平壌に行っているらしい

これから開発されていくのだろうけど
さて、どうなるでしょうか??

話がそれましたが

グラバーさんは日本人と結婚して
倉場さんと名乗ったそうです

息子さんは終戦後に思うところがあって
自殺したらしく子どももいなかったことから

血が途絶えたのかと思ったら
妹さんがいて今でもどこかで生きているらしいです。

倉場さんっていう名字のお客様が来たら
聞いてみたいな~~(ワクワク、ドキドキ)

ぜひガイドさんを付けての見学をオススメします!

◆大浦天主堂

高校時代来たけどまったく記憶なし

教会も趣もありました

ここでの!!!マークは
1600年代に禁止されたキリスト教を
幕府にバレないよう隠れて
信仰していた信者とその子孫がいて

開国された1800年代末期に立てられた
この大浦大聖堂の司祭に

「私はキリスト信者です」と勇気を出した人が
いたそうです

200年以上も信者がいないと思われていた
日本に、まだ信者がいたというのは
キリスト教の世界では
「信者発見」という大ニュースとなったみたいです

◆中華街

高校時代は横浜と比べて
何だこれ?なんて
生意気なことを思った中華街

今来てみると
コンパクトで人が少なくて
甘栗を売る声掛けも無くて(笑)
落ち着けます

入った店は「江山狭」

単純にぐるなびの評価が高かったから。。

個人的には前日食べた「協和飯店」の方が
美味しかったけど

単純にお腹の減り具合と、長崎に来て
最初に食べた料理だったからかも

最初に中華街で食べていれば
もっともっと美味しかったと思う

無難にオススメ

長い長い歴史を
感じさせてくれる長崎

はるか昔1500年代から
外国人と接点を持っていた街

1800年代に開発された
横浜、神戸とはまた違う

異国情緒や歴史が学べる街です

やはり時間をかけて
ゆっく~り回りたい街です

五島列島や佐世保にも行きたいな~

※子供にとっては全く面白くない街かも。。
大人だけの修学旅行にオススメです!